高血圧を予防するには、食生活の改善や運動が不可欠ですが、ほかにも生活習慣の中でぜひ、注意していただきたいことがあります。そこで今回は、食事や運動以外の高血圧を予防するための注意点について紹介いたします。

1.ストレスの解消

高血圧を予防するには、食生活を改善したり、運動する習慣を持ったりすることはもちろん大切ですが、もう1つ忘れてはいけないのが、ストレスを溜め込まないようにすることです。私たちの体はストレスを感じると、交感神経が刺激され、血管が収縮し、血圧が上昇してしまいます。ストレスをまったく感じずに生活していくのは不可能ですが、マイナス思考に陥りそうになったら気分転換をする、不満があれば我慢しすぎずに相手に伝える、ときには無理せず休む、完璧でない自分を受け入れる、没頭できる趣味を持つ、意識的に口角を上げて笑うようにする、ゆっくりと深呼吸する、リラックスタイムを持つなど、慢性的にストレスを溜め込まないような工夫することが大切です。

2.適当にギャンブルすること

ストレスを発散するために、競馬や競艇、競輪、パチンコ、麻雀などをするという人も、少なくないかもしれません。でも、こういった賭け事や勝負事は、やっている最中に白熱してくると血圧が上昇しますし、勝負に勝って大喜びしたとき、負けて悔しい思いをしたときなど、勝敗がついたときも血圧が上がるものです。賭け事や勝負事はほどほどにし、あまりのめり込まないようしましょう。

3.車の運転にも注意

車を運転と、長時間緊張を強いられたり、興奮しやすくなったりするので、交感神経の働きが活発になり、血圧が上昇します。血圧が正常な人が機嫌の良い状態で運転をしても、収縮期血圧が30〜40 mmHgほど上昇するという研究報告があります。機嫌が良い人でも、これだけ血圧が上がるということは、渋滞に巻き込まれたときやマナーの悪い車、歩行者に出会ったときなどは、さらに血圧が上昇するということ。血圧の高い人は、マイカー通勤をやめて電車通勤にするなど、車の運転を控えめにしましょう。しかし、満員電車に乗車する時も、血圧を上昇させる原因になります。通勤ラッシュの時間帯を避けたり、各駅停車を利用したりするなど、なるべく混雑を避けるほうがいいと思います。